長年の脊柱管狭窄症が改善

茨城県土浦市　若葉接骨院　伊藤清明　院長

脊柱管狭窄症で長年悩んでいた方が、当院でのビワ温灸の施術でほとんど症状がなくなったという例がありましたのでご紹介します。

この方は６０歳代前半の男性です。定年を迎えてこれからはゆっくり趣味の一つである登山を楽しみたいと思っていたところ、５年ほど前から徐々に両足の裏からふくらはぎに痛みと痺れが現れてきたそうです。

最初は放っておくといつの間にか症状がなくなったので、一時的なものだと思っていました。しかし、ここ半年間は四六時中両足の裏の痛みと痺れが気になりだしたため、思い切って大学病院を受診しました。

検査の結果、脊柱管狭窄症と診断されたのですが、画像ではまだ手術をするレベルではないということでした。そして、医師からはとりあえず飲み薬を数種類渡され、「これで様子をみるように」と言われたそうです。
しかし薬の効果が見られなかったため、再度医師に相談すると「そのうち痛みに慣れてくるから、しばらく我慢するように」という返事しか返ってきません。それで、知人の紹介で当院を訪れることになりました。
ご本人の話を聞いたところ、一時的にですが入浴後に症状がかなり楽になるということでしたので、この方に関してはビワ温灸での施術が一番有効ではないかと考え、施術を開始しました。

当院での検査法の一つに「疼痛誘発動作法」というのがあります。この検査で、左右のお腹の前面にある大腰筋を押圧することで両足の痛みと痺れが寛解することがわかりました。しかし大腰筋にはツボがないため、大腰筋の走行に沿った硬結を中心にビワ温灸を行いました。
また、背部では脊柱起立筋の著明な硬結部が胸椎の七番から腰椎の二番付近にあり、太陽膀胱経の二項線、ツボでいうところの膈関(かくかん)、魂門(こんもん)、陽綱(ようこう)、意舎(いしゃ)、胃倉(いそう)、肓門(こうもん)、志室を中心にビワ温灸を行いました。
さらに気と血の流れを整えるために鍼治療も併せて行いました。

施術後、痛みと痺れ感はほとんど感じなくなっていました。このような施術を２日おきに行い、５回目の施術の時には四六時中出ていた痛みと痺れが約８割以上消失していました。強いて言えば若干の違和感と重だるさがあるぐらいで、日常的に辛いと感じることはなくなったそうです。
現在は月に２回ほど、予防もかねて施術にいらっしゃっていますが、症状はまったく感じていないとのことです。
今までは足の痛みと痺れのため、好きな登山はおろかウォーキングでさえできなかったのですが、現在は早朝から３０分間のウォーキングを欠かさず行っているそうです。さらに今年の春からは登山にも挑戦していきたいと張り切っています。
脊柱管狭窄症や坐骨神経痛でお悩みの方は少なくないのですが、ビワ温灸で改善できるケースが大変多いので、これらの症状で悩んでおられる方は、一度お近くのビワ温熱治療院に相談してみてはいかがでしょうか。

◎若葉接骨院（ご紹介はこちら）
茨城県土浦市烏山４−１９３５−１１
ＴＥＬ：０２９−８４２−１５８２
◎「若葉接骨院」に関する体験談

（ 『ビワと健康』 　２０２０年３月１５日号）

※「ビワ療法」についてもっと知りたい方は「ビワの葉療法」の総合情報サイトをご覧下さい。
（©　ビワの葉温熱療法普及会）
「ビワの葉療法」の総合情報サイト
『ビワと健康』 > 体験談 > 長年の脊柱管狭窄症が改善
※ 当会ではビワ商品の販売はしておりません。ご購入を希望の方は下のバナーから検索して下さい。