猫の腎不全に驚くべき効果

東京都品川区 整体院 Esperanza(エスペランサ) 西野妙恵 代表

ビワ温灸は人だけでなく、猫にも効果があります。
私は猫を5匹飼っているのですが、猫たちにもビワ温灸をしています。毎日やっても嫌がりませんし、してほしい子は「やって、やって」という感じで並んで待っています。特に年をとっている子はしてほしがります。

例えば猫風邪というのは大変で、くしゃみをしたり、目やにが出たりします。ところがビワ温灸をお腹と背中に当ててやると、次の日はよくなっていたりします。
また、猫というのは鎖骨が退化しています。そのおかげで体が柔軟で、高いところからジャンプをしたり、狭いところを通り抜けたりできるのです。そのかわり、肩甲骨というか、肩がすごく凝るのだそうです。
猫が背伸びをするのは自分で調整しているそうですが、私は猫の肩のところにもビワ温灸をしてあげています。するとジャンプの質がよくなる感じです。

ビワ温灸をすると、毛並みもよくなります。人間も同じですが、毛は蛋白質と血で出来ています。ですから、血流をよくしてあげることで、毛につやが出てくるのです。
下痢っぽい猫ちゃんはお腹に当ててあげるといいですね。下痢は冷えですから、5分程度でいいのでお腹によく当ててあげるとすごく楽になるようです。食欲のない子は食欲が出てきます。

うちでは特に宣伝してないのですが、患者さんが飼い猫を連れてきます。
先日も腎臓が弱い猫ちゃんを連れてきた方がいて、ビワ温灸をしたら元気になったという実例がありましたので、紹介したいと思います。
猫というのは腎臓が弱く、年を取ると腎臓病にかかりやすくなります。
その猫ちゃんは10歳を過ぎた、いかにも老猫という感じの年をとった子でした。最近、オシッコをしなくなったので、心配して病院に連れて行きました。すると先生から「ちょっと腎臓が弱っていますね」と言われたそうです。
それで、何とかしたいといことで、うちに猫を連れてこられたのです。

ビワ温灸は、飼い主さんに抱っこしてもらって、人間の腎兪に当たる場所を中心に、人間と同じように当てていきました。
まずお腹全体を、みぞおちからおちんちんの付け根まで全体に当てていきました。それを3回ぐらい繰り返し、今度は背中に当てました。 背中のほうは毛が密集しているので、毛を分けて皮膚に密着するようにして当てます。首から尻尾まで、背骨に沿って当てていきました。 猫ちゃんは長くやるとヘロヘロになるし、パッパッパッパッという感じで当てます。ですから時間は本当に短くて、10分するかしないかでした。
施術したのは1回だけでしたが、それから調子もよくなり、おしっこもよくするようになりました。

それで、どんなものかと思って病院に連れて行ったところ、先生から「腎臓が元気になっていますけど、なにかやりました?」と聞かれたそうです。
病院の先生としては「おしっこがよく出ていればいいんだ」ということだそうです。つまり腎臓をよくすることが大切です。
ですから老猫ちゃんにビワ温灸はいいです。特に雄猫は腎臓が弱いそうなので、長く元気で生きてほしいという飼い主さんには、ぜひ試していただきたいと思います。

◎整体院 Esperanza(エスペランサ)
東京都品川区北品川1−24−20−603
TEL:080−3478−7146

◎「整体院 Esperanza(エスペランサ)」に関する体験談

『ビワと健康』  2023年6月15日号)

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