ビワ温灸で手根管症候群の痛みが改善

宮崎県都農町　アンファンネージュ　黒木由紀子　代表

手根管症候群のために痛みで夜も眠れないという方が、ビワ温灸で楽になったという事例がありましたので、ご紹介したいと思います。

その方は４０代の女性で、以前からの常連さんです。リンパマッサージやストレッチポールなどに通われていましたが、自分にビワ温灸は一番必要ないと思っている方でした。だから、今回の件は目からウロコだったようです。
手根管症候群というのは、手をよく使う方に起きます。正中神経が手首にある手根管というトンネルで圧迫された状態に、手首の運動が加わって生じるのですが、ひどくなると指がしびれて痛くなります。また、夜間や明け方に痛みや痺れがひどくなり、痛みのために目が覚める人が多いようです。
去年の年末あたりから痺れがあったそうですが、すごい痺れで眠れないとか、ペンを持つことができないという状態になったため、病院に行くことにしたそうです。

症状がひどくなるとステロイドの注射を使ったり、さらにひどいと手術することもあるそうですが、彼女の場合は手術するほどではなく、ステロイド注射についても先生の判断で必要ないだろうと言われました。
それで痛み止めと飲み薬を処方してもらったのですが、やはり痛みで眠ることができません。本人は「眠れないのが本当に苦痛で・・」とおしゃっていました。それで、「試しに手首に当ててみる？」と言って、ビワ温灸を当てて差し上げました。
その時は試しにということだったので、当てたのは手首だけでした。私は腕のツボということで腕三里などかなと思いました。でも、お医者さんが「手首が原因だ。ここのあたりを温めておきなさい」と言ったからというので、本人の希望通り、手首に２０〜３０分ほど当てました。

その翌日、彼女から連絡がありました。
「夜、本当に寝られた。痛み止めなしで寝ることができた。ビワって本当にすごいね」とものすごく感動していました。
痛みが楽になったことと、夜目が覚めなかったことが本当に嬉しかったようです。
３日後にまたいらっしゃったので、ビワ温灸を当てました。
その時は、手首だけでなく背中のほうにもしっかり当てたのですが、背中よりも手首の患部に当てたのがよかったようです。

ちょうどその時、手根管症候群の方がもう１人いらっしゃいました。
その方はそこまで症状がひどくないこともあって、病院には行かずに「痛いなあ、痛いなあ」と言っていたのです。
それで「ちょっとビワ温灸を当ててみませんか」と施術して差し上げたら、やはり痛みが改善されたようで、「本当に楽だった。仕事がすごく楽にはかどった」とおしゃっていました。
お二人とも本当に喜んでくださって、私も嬉しく思っています。

◎アンファンネージュ（ご紹介はこちらです。）
宮崎県児湯郡都農町大字川北１８８３０−１
ＴＥＬ：０９０−７９２９−６１８８【女性限定】
◎「アンファンネージュ」に関する体験談
（ 『ビワと健康』 　２０２１年５月１５日号）

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