帯状疱疹後神経痛にビワ温灸
大阪府大東市 たにい接骨院 谷井純貴 院長
帯状疱疹後神経痛は帯状疱疹の水ぶくれや発疹が始まった後に続く痛みで、約二割の患者さんに起こるとされる後遺症です。最近、ビワ温灸でこの帯状疱疹後神経痛が改善した事例がありましたので、紹介したいと思います。この方は膝や肩に痛みがあるということで以前から当院に通っておられた六十代の女性ですが、それまでビワ温灸をされたことはありませんでした。
昨年の１２月初め、胸から脇のあばらの辺りに帯状疱疹が出てきました。病院で薬による治療を受けて帯状疱疹はよくなったのですが、ボディブローを受けたような痛みが出てきたのです。それで相談をしてこられったので、ビワ温灸をお勧めしました。
ビワ温灸を始めたのは１２月１０日頃で、はじめは週に２〜３回ぐらいのペースで行いました。施術はほぼ基本通りで、特に痛みのある辺りを重点的に行ったのですが、初めの１回でけっこう痛みが取れたそうです。それを２回、３回と続け、５回目ぐらいには痛みはほとんどなくなりました。その上、足もずいぶん軽くなったとおっしゃっていて、神経痛以外のところにも効果があったようです。
ビワ温灸を受けたのはこれが初めてだったのですが、とても気に入ったようで、現在も週一回程度施術を続けていらっしゃいます。
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◎「たにい接骨院」に関する体験談
（ 『ビワと健康』 ２０２０年４月１５日号）
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