ビワ温灸で甲状腺の腫瘍が消えた
兵庫県伊丹市 吉安 一 さん
昨年末、ビワ温灸で妻の甲状腺の腫瘍がなくなったことがわかりました。これは本当にビックリしました。私が妻の糖尿病のためにビワ温灸を始めたのは一昨年の５月。神戸の柳生さん（びわの葉庵）から当て方を学び、レイキも一緒にして１年半ほどになります。おかげで長年悩んできた糖尿病もずいぶん改善されました（こちら）。
妻の甲状腺の腫瘍はそれ以前から見つかっていました。かかりつけの医者から「良性なので心配する必要はないが、大きくなったら切ったほうがいいだろう」と言われ、１年に１回程度、定期的に検査はしていました。
一昨年の秋、医者で見てもらうと６〜７ミリになっていると言われました。そして１センチぐらいになったら切らないといけないということでした。
その時はビワ温灸を始めて半年ほど経っていましたが、基本ツボと足の裏に当てていただけで、首には当てていませんでした。首にビワ温灸を当てるようになったのは、去年の年明け頃からです。
普及会で紹介されていた体験の中に頚椎のプラークが小さくなったとか、いろいろな腫瘍が消えたという喜びの声があり、普及会でもらった本にも喉の症状にいいと書いてあったので、これをやってみようと思ったのです。
毎日、ビワ温灸を当てる時、首の横と後ろ、それから喉仏の隣下にある甲状腺のところにも当てるようにしました。ツボでいうと人迎になるでしょうか。
ただし喉は長く当てると熱くなるので、そんなにしつこく当てたわけではありません。基本ツボに当てていく中で、喉にも当てるという感じでした。
そして、首にビワ温灸を当てるようになってから１年ほど経った昨年の１２月１７日、かかりつけの医者に検査してもらったところ、腫瘍がなくなっていたのです。
大きな病院ではありませんが、検査機器の揃った評判のいいクリニックです。その医者が「腫瘍がなくなっている。どんなに探しても見つからない」と言いました。これにはビックリしました。
ビワ温灸のほかにもう一つしていたことがあります。
ビワ温灸を当てた後、ビワの葉を電気ストーブにかざし、ちょっと表面が熱いかなという手前まで温度を上げて首の両側に当て、軽く手のひらで押さえていました。
これは何かというと、静岡県の金地院の河野大圭禅師が、表面を火であぶったビワの葉を当てて、手のひらで押さえたというビワの葉温熱療法を真似たものです。
もちろん禅師は座禅もしているので気の療法の効果もあったのだと思います。でも、これは効くのではないかと思ったのです。
というのは、ビワの葉を取ってきて、足や足の裏を擦るととても気持ちよくなります。気持ちが良くなるのなら、悪いことはないだろうと考えました。
それで、基本はビワ温灸ですが、おまけとしてビワの葉を当てるということをしていました。それもしつこくではなく、軽くです。それが相互作用で効果がったのではないかと思います。
ビワの葉は結構効果があって、知り合いが腰が痛いとか、どこがつらいという人がいたとき、ビワ温灸器を持ち運びすることができないので、ビワの葉を持っていって、その家にあるドライヤーでずっ熱くして、患部に当てたら喜ばれます。
それだけで効くとは思えないのですが、当てるとものすごく気持ちがよくなるということは事実です。それで、ちょっとした試みとしてやっています。
でも、やはり基本はビワ温灸です。本当にビワはすごいと思います。
◎吉安 一さんの体験談
（ 『ビワと健康』 ２０２５年２月１５日号）
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