手のしびれに足首へのビワ温灸が奏功
東京都中野区 スピリチュアルレイキセンター 大賀隆行 代表
左手に痺れがあるという５０代の男性が昨年から来ているのですが、ちょっと珍しいケースなのでご紹介したいと思います。症状が出た時、痺れているのなら神経系かと思い、お医者さんに診てもらったそうです。しかし「神経はどこも悪くないよ」と言われるので、うちに来ました。
最初はマッサージや整体などいろいろ施術してみたのですが、どれも今ひとつという感じでした。それで今度はビワ温灸をしました。
私はビワ温灸をする場合、まずお腹に当てて様子を見ます。それから首筋、胸というような感じで、関節のあたりをトントンと30分ぐらい当てました。
悪くはないけど明確な改善も見られないという感じでしたが、それを２週間に１回のペースで続けていました。
ところが先日のことです。いつものようにお腹、腕、肩の施術をした後、何となく足が重いというので、足を調べていくと、左の足首が少し緩かったのです。それで、整体を使うよりビワ温灸をしてみようと話して、足首への施術を始めました。すると、驚いたことに腕の痺れがよくなったのです。
未だに不思議でしかたないのですが、彼の場合、腕の痺れを取るのは足首だったのです。
本人にとっては非常によかったようで、いつもなら２週間に１回来る人が、その次は１週間後に来て「すごくいい！」と言いました。
その原因を考えてみたのですが、彼は左の足首が少し緩く、歩き方もよくよく見ると右足よりも左足の方が地面につくときの強さが強いのです。そのために振動が左足の付け根に来てしまうのでしょう。その振動が上に来て、何か神経に障るのだろうかと思いました。
もちろん変形もあるだろうと思います。胸椎あたりの神経かとは思うのですが、効果が見られたのは足へのビワ温灸でした。
太谿などくるぶしあたりにあるツボから膝まで、足三里とかも含めて上がっていくのですが、その中でも足首周辺が一番いいようです。
去年から通ってこられていて、何をやってもなかなか改善が見られなかったのですが、そんなところにビワ温灸をして効果があるというのは、私自身にとってもちょっと驚きでした。
実は、彼はこれまでカイロや整体、民間療法も含めていろいろなところに行っており、その中には有名な先生もいたそうです。
しかし、「どこで何をしてもダメだったけど、これが一番いい」とすっかりビワ温灸が気に入り、今も２週間おきに来ています。
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◎「スピリチュアルレイキセンター」に関する体験談
（ 『ビワと健康』 ２０２１年７月１５日号）
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