性欲低下障害にビワ温灸
東京都中野区 スピリチュアルレイキセンター 大賀隆行 代表
４月から始めた痩身マッサージは女性に人気ですが、痩身のニーズと合わせて精神面での課題を抱えている方が複数おられます。その中のお一人は恐ろしいくらい体が冷えていました。お腹も背中も足も・・・、本当に全身でした。
思わず「どうしたんですか？」と尋ねたほどです。冷えの原因はストレスにあり、そのストレスとはセックスレスだったのです。
ほかにも二人、同様にセックスレスに悩んでいる女性がおられ、事情はそれぞれ違っていてもストレスを抱え体が冷えているという点では共通していました。
女性ホルモンのバランスが良くないのか体調が優れず、そうしたことが影響してか性的な行為が厭になってきて「このままではいけない」とおもいつつ克服出来ないジレンマに陥っている状況だったのです。
まずは体の冷えを取ることが重要と考えビワ温灸を施し、ヒーリング（マッサージ）で気を通すことでリラクゼーションを図るようにしました。
子宮のある下腹部、セイクラルチャクラ、小腸、膀胱など、おへその下辺りを中心にしっかり温めるようにしているのです。
これは不妊症の方もそうですが、女性にとって子宮周りを温めることは大きな意味を持ちます。
婦人科系に関連する症状と捉えてこの部位を温めていくとリラックスが出来てストレスが緩和され、よく眠れるようになります。
彼女たちはセックスレス自体はまだ解消されていませんが、三人とも施術が気に入り「来て良かった」と言って下さり改善の糸口を見つけつつあります。
デリケートな症状だけに話題にしにくい面はあるかと思われます。しかし、世間的にセックスレスは深刻な課題となっており、男女を問わず困っている人は多いようです。
その大半は３０代。女性は子供を産んで母親になったときや二人目を産んだときなどを境に、男性は多忙な仕事に心身疲れてセックスレスに陥るケースが増えているというのです。
ヒーリングによる施術のポイントは特に腎の気を入れます。背中から腎を目指して、全面は「丹田」の辺りに手を当てていくと熱が入ります。そこにビワ温灸も併用するのでしっかりと体が温まるのです。
この施術を続けていくことで冒頭の恐ろしく体が冷えていた女性はかなり冷えが解消され、精神的にも安定してきて現在は２週間に１回の施術で大丈夫になっています。
あとの二人は週１回のペースで通っておられます。
セックスレスが続いて夫婦間が冷め浮気をされても困るけれど実際に周りには実例があるらしく、そういう不安もストレスに繋がっているそうです。
単純な話ですが、セックスは発情しないとできません。「発情するためには体が冷えていては駄目」と説明させて頂いています。
動物は発情期になると体温が上がります。逆に体温が下がっていると発情しづらくなるのです。
人間は年中発情できるとされますが生物的な原理は同じだと思います。
ビワ温灸とヒーリングで冷えと不安を解消し、疑似的に発情期を作っていくことが改善の近道となるのではないかと考えて取り組んでいます。
ストレスや冷えなどが起因し、もはや現代病とも言えるセックスレス。まだ途上ではありますが、改善の兆しが感じられる反応を通じてビワ温灸が有効ではないかと期待しています。
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ＴＥＬ：０８０−５４００−１０１０
◎「スピリチュアルレイキセンター」に関する体験談
（ 『ビワと健康』 ２０１９年８月１５日号）
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