パーキンソン病や肝臓ガンが改善
東京都豊島区 山口八千代 さん （６５歳）
夫のパーキンソン病の改善を目的にビワ温灸を始めて３年半になります。夫は、現在６６歳。症状は５３歳頃から出始め、ビワと出会った当時は最悪の状態でした。
杖をつきながら擦り足でツツツッと歩く姿は痛ましく、健康なとき７分で歩けた駅までの道のりも３０分近くかかる有様でした。
この先、どうなるのだろう…。杖をつく生活が３ヶ月も続くと、このまま普通に歩くことができなくなるのではないかと不安でいっぱいになりました。
もちろん、病院の治療以外にも様々な療法を試してみましたが、一向に改善はみられません。
そんな折り、友人からビワ温灸を紹介されました。
様々な難病に劇的な改善例があるというので藁にもすがる思いで始めました。
１日２時間、足の裏から腎臓、肝臓、背中、首にかけて丁寧に施術しましたが、本人は気持ちいいらしく、いつも「腰、腰」と催促しました。
効果は絶大でした。１ヵ月で歩行が楽になり、３ヵ月過ぎると杖なしで歩けるようになったのです。
腹筋や背筋が弱いのか、腰が伸びきらない課題は残っていますが、それでも以前のように駅まで７分で歩けるまで回復しました。
肝臓ガンの腫瘍が消えた！
勿論、夫は今もビワ温灸を続けていますが、私はこれを契機にビワ温灸による改善をいくつも体験することになりました。特に印象的だったのは肝臓ガンを患った医師のケースです。夫人とは長年の付き合いで、ご主人が肝臓ガンで入院していることを知らされました。
ビワ温灸の話をすると試してみたいとのこと、さっそく病院でショウガ湿布とビワ温灸を施しました。
温灸を始めて５分もせず、ご主人が「ストップ！」と言いました。
私はドキッとしました。ビワが合わなくて具合が悪くなったのだろうか…。不安にかられる私に向かい、「いつもの痛みはどこに行ったんだ」とご主人が感激の声をあげたのです。
その後も定期的に温灸を続けましたが、医師だけに臓器の構造には詳しく、逆に温灸を当てるコツを指導していただきました。
しばらく続けるうちにガン細胞が退縮し、ついには消えてしまいました。これには皆びっくりで、大喜びしました。
しかし、ご主人はほかにも遺伝性の糖尿病と膠原病を患っていて、残念ながら２年前、６３歳の若さで他界されました。
早すぎる死は悔やまれますが、この体験は私にビワ温灸に対する絶対的な確信を与えてくれました。
手の施しようがないと宣告された肝臓ガンにも奏効！
昨年末、Ｈさんのご主人（６４歳）が都立病院で肝臓ガンを宣告されました。「手術は無理です。せめて本人の好きなことをさせてあげて下さい」
手の施しようがないという医師の告白に、Ｈさんは落ち込んでいました。
私は迷わずビワ温灸を勧めました。Ｈさんはすぐに受け入れて始めましたが、病状が重いせいか好転反応が強く現れました。
ビワ温灸を始めて間もなく首に大きなおできができ、胃痛で食欲不振となり、首のおできが治ったかと思うと別の場所にでき、さらに背中が痒くて仕方ない等々、まさに次から次でした。
不安もあったでしょうが、Ｈさんは自ら温灸器を購入し、自宅でも熱心に当て続けました。また、あわせてニンジン・ジュースやショウガ湿布も行ないました。
２ヶ月後、信じられないことが起きました。
都立病院の検査でガン細胞が消えていたのです。
驚いた若い医師は、年配の医師にもレントゲン写真の確認を求め、その医師も「本当だ、ない」と驚嘆したそうです。
その時点で肝機能の数値は７５だったそうです。それが高いのか低いのか判らず「普通はどのくらいですか？ 悪いんですか？」とＨさんに尋ねると、「健康な人は１０以下です。でも、主人が肝臓ガンを告知された時は１１００だったんです」との返事。
好転反応が強く現れたぶん、改善も確実に進んでいたのです。
その後は、Ｈさんが自宅で毎日１時間半から２時間当てていますが、つい先日、「数値が６２になりました」と弾んだ声で報告をいただきました。
初期リウマチにも有効
もう一つは７８歳、女性のケースです。リウマチの初期症状で、布団も上げられないと嘆いておられました。
リウマチの場合、患部に熱を直に与えると悪化することがありますから、手にはショウガ湿布のみ施し、足から背中（主に肝臓、腎臓の付近）のツボにビワ温灸を施しました。
週２回のペースで２ヵ月ほど続けたある日、私の目の前でその女性が何気なくペットボトルを持ち上げたのです。
思わず「おばあちゃん、持ってるじゃない！」と声をあげてしまいました。
なにしろ２リットルのペットボトルには中身が丸々入っていたのですから…。
手軽で効果的なビワ温灸器は、私の宝物です。
◎連絡先
東京都豊島区千早３−２３−７
電話：０３−３９５７−５３７５
（ 『ビワと健康』 ２０００年７月１５日号）
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