あばらを挫いた痛みがなくなった
山口県下松市 温活堂 大西清二 代表
あばらの部分を挫いたようになり、呼吸をするのも苦しいという男性が、ビワ療法で改善した事例を紹介します。この患者さんは工場の整備の関係で九州から出張してきている４８歳の男性で、滞在中のホテルから出張整体を依頼されました。
話を伺ったところ、「ちょっとあばらを挫いたみたいで」とのこと。動くとクッと痛みがあり、咳をするのも呼吸をするのも苦しいということでした。慌ただしく作業をしていて、振り向いた形で中途半端な姿勢のまま、重い荷物を取ったのが原因だったようです。
肋骨が折れているわけではないからいいかなと思い、整体で症状を軽くすることにしました。
幸い「よくなった」ということでしたので、施術を終了して帰りました。ところが１時間ほどすると、「また痛くなった」と電話がかかってきました。
それで、再度ホテルに向かうと、「どうしても痛いし、明日仕事があるのに動けない」といいます。それで「ビワ温灸をしましょうか」と勧めました。
温灸は、まず首のあたり、そして鎖骨の辺りを温めて、それから横を向いてもらい、お腹側と背中側を挟み込むような形でジワッと当てていきました。
それで足まで行って、湧泉など足裏のツボを温めて、最後は頭と首の後ろ、風池などのツボを全部温めました。
そしてビワ温灸の後、ビワエキスをガーゼに塗り、さらにビワの種の粉末を混ぜたものを湿布のように患部に貼って、一晩寝てもらいました。
そうすると、ビワ温灸で温まったのとビワのエキスの効果で、次の日には動いても咳をしてもそれほど痛みがなくなったそうです。
「おかげで動けた。痛みがなくなった」と電話がかかってきて、それほど効くものかと私自身も驚きました。
それ以来、すっかりビワ温灸が気に入って、こちらに出張してくる度に依頼があります。地元にもかかりつけの整体院があるらしいのですが、「こんなのは初めてだ」と言っていました。
夏場の暑いときでも、整体はそこそこに「ビワ温灸がいい」というので、「ああ、いいですよ」と温灸をしました。
足の裏や背中のほうのツボとか全体的に流していっているのですが、「気持ちがいい」と言って、途中で寝てしまうぐらい気持ちがいいようです。
◎温活堂
山口県下松市東陽６−２−８
ＴＥＬ：０８０−６３０２−５８３８
◎「温活堂」に関する体験談
（ 『ビワと健康』 ２０２３年１月１５日号）
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